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COLUMN

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「大阪めっき・アルマイトナビ」は、大阪および近郊の加工業者様のために
表面処理に関する技術情報をまとめた専門技術Webサイトです。

電気亜鉛めっきと溶融亜鉛めっきの違い

電気亜鉛めっき」と「溶融亜鉛めっき」、同じ「亜鉛めっき」という名前がついていても、両者は「見た目」「膜厚(精度)」「耐食性」が全く異なる別物の技術です。

本記事では、両者の違いをわかりやすく解説するとともに、一般的には難しいとされる「大型製品への電気亜鉛めっき」を可能にする、当社の最新設備についてもご紹介します

電気亜鉛めっきとは?

まず、精密部品や屋内機器で多く採用される「電気亜鉛めっき」について解説します。
電気亜鉛めっきは、亜鉛が溶け込んだ水溶液中に製品を入れ、電気を流すことで表面に亜鉛の被膜を析出させる方法です。

電気亜鉛めっきの特徴

◇寸法精度が非常に高い
被膜の厚さは数μm〜20μm程度と非常に薄く均一です。そのため、ボルトのネジ山や、精密な穴の寸法を潰すことなくめっきが可能です。
公差の厳しい部品にはこちらが選ばれます。

◇外観が美しい(装飾性)
表面が滑らかで光沢があります。また、めっき後の化成処理(クロメート処理)によって、銀色(光沢)、黄色(有色)、黒色など、色のバリエーションを持たせることができ、デザイン性が求められる製品にも適しています。

低コストで対応可能
溶融亜鉛めっきに比べて被膜が薄いため亜鉛の使用量が少なく済み、また効率よく短時間で処理できるため、コストパフォーマンスに優れています。特に、精度を求められる部品を安価に防錆したい場合に最適です。

一般的に、電気亜鉛めっきはボルト・ナットや手のひらサイズの「小物」が中心ですが、大阪めっき・アルマイトナビでは、他社では対応できない「大物」の電気亜鉛めっきを可能にする設備を保有しています。

溶融亜鉛めっき(ドブめっき)とは?

次に、屋外部品で主流の「溶融亜鉛めっき」について解説します。 現場では「ドブ漬け」とも呼ばれるこの方法は、高温(約450℃前後)で溶かした亜鉛の釜(プール)に、製品を浸漬してめっきを行います。

溶融亜鉛めっきの特徴

◇高い耐食性
被膜が非常に厚く(50μm 以上になることが多い)、鉄と亜鉛の合金層が形成される
ため、サビに対して極めて強いです。ガードレールや鉄塔など、雨ざらしの環境で
数十年耐える必要があるものに使われます。

◇長期的なコストパフォーマンス
一度めっきをすれば数十年単位でメンテナンスが不要になるケースもあるため、
維持管理費を含めて見た際に経済的です。

◇大型・複雑形状部品にも正確に防錆
建材などの大型製品や、電気亜鉛めっきでは電流が流れにくい複雑形状(筒状な
ど)の製品でも処理できます。

溶融亜鉛めっきの注意点

◇高温による歪みの発生
部材が薄い場合、高温の溶融亜鉛に浸漬するため、熱によって歪みが出る場合があります。
ある程度の板厚が必要となる場合があります。

◇白さびの発生
保管時などに雨水や結露で濡れ、密着状態で乾燥しないと表面に白い粉が発生する場合があ
ります。初期の防食性能に大きな影響はありませんが、美観を損なうため注意が必要です。

【比較】電気亜鉛めっきと溶融亜鉛めっき 4 つの違い

2つのめっきの違いを一目でわかるように比較しました。

比較項目電気亜鉛めっき溶融亜鉛めっき
主な役割寸法精度・美観高耐食性・長期防錆
膜厚薄い (数μm〜25μm程度)厚い (35μm〜77μm以上)
寸法変化ほぼ無し (精密部品OK)あり (嵌合部は調整が必要)
外観光沢あり (色選択が可能)灰色 (独特のスパングル模様)

失敗しないための選定ポイント

電気亜鉛めっきを選ぶべきケース

・屋内や機械内部で使用する部品である。

・寸法公差が厳しく、ミクロン単位の精度が必要。

・ネジ山や細かい穴加工が施されている。

・製品の見た目(光沢や色)を重視したい。

溶融亜鉛めっきを選ぶべきケース

・屋外に設置し、雨風にさらされる。

・メンテナンス(塗り直し等)をできるだけしたくない。

・多少表面がザラついていたり、厚みがついたりしても問題ない。

・とにかく大型で重量のある鋼材である。

当社の電気亜鉛めっきを施した製品事例

SPCC産業機械ベースへの亜鉛めっき(3価ユニクロ)

産業機械向けのSPCC製ベース部品に、環境規制に対応した3価ユニクロめっきを施しました。 従来の六価クロムに代わる毒性の低い処理であり、弊社では最大1,450mmまでの長尺製品や、1〜2日という短納期での対応が可能です。

大型の電気亜鉛めっきなら当社にお任せください!

「精度や美観のために『電気亜鉛めっき』がいいけれど、製品サイズが大きすぎて対応してくれる業者がいない」とお悩みになったことはありませんか?
一般的に電気亜鉛めっきの設備では、大型フレームや長尺物は「入らない」という理由で断られるケースが少なくありません。

大阪めっき・アルマイトナビなら、その課題を解決できます。
(※当社では溶融亜鉛めっきは行っておりません。)

① 最大1,450mmサイズまで対応可能

当社は現在、最大1,450mmサイズまで対応可能な電気亜鉛めっきラインを保有しています。他社で断られた中型〜大型の部品でも、ぜひ一度ご相談ください。

② 【2026年導入予定】大型電気亜鉛めっき槽を新設!

さらに、近年増加している大物部品のご相談にお応えするため、2026年に大型の電気亜鉛めっき槽を導入予定です。

新設備の槽サイズ
幅3,000 × 深さ2,500 × 奥行600 mm

③ 見積・納期即日回答!大阪府内最速納期の自信あり!

長年にわたり多数の大手企業様にご支持いただいている理由は、当社の対応スピードにあります。
お問い合わせいただきましたら、見積・納期を、原則、即日回答いたします。
数量や稼働状況にもよりますが、現物を頂いて翌日にはお渡しすることも可能です。

大阪めっきアルマイトナビ|株式会社旭鍍金工業所