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日本で使われている検索エンジンの約80%がGoogleであると言われていますが、そのGoogleが提供するWebブラウザであるGoogle Chrome。
この記事をGoogle Chromeでご覧になっている方も多いと思いますが、”Chrome”がどういう意味かご存じでしょうか?
Chromeとクロムは同じ語源
実は、このChrome、表面処理に無くてはならないクロムと同じ語源なんです!
クロム(Cr)は、英語でchromiumであり、ギリシア語で色彩を意味する“chroma”を語源としています。というのも、ユニクロめっきや3価クロメート、ニッケルクロムめっきなど表面処理に携わっている方はよくご存じだと思いますが、クロムの化合物は多彩な色を示します。
例えば、環境規制により今ではほとんど使われなくなった、六価クロムを用いた有色クロメート処理は虹色外観ですし、現在主流である3価クロメート処理を施すと青みがかった銀色を示します。
Chromeも、同じ”chroma”が語源と言われており、金属のクロムのように多方面で活躍できるという意味合いから来ているようです。
多くのWebブラウザは、”クロム”から来ている!?
Google Chromeの提供開始は2008年ですが、その際にオープンソースのライセンスで提供されたWebブラウザ向けコードベース(インフラ)が、クロムと同義の“Chromium”(クロミウム)です。分かりやすく言うと、Google Chromeの開発基盤がChromiumであり、その中身(ソースコード)は誰でもダウンロード、改良、拡張できるようになっているということです。
この結果、Microsoft Edge、Brave、Operaといった多くのWebブラウザもChromiumをベースに開発されました。したがってChromiumが無ければ、今日の私たちがスムーズにインターネット検索できる環境は無かったと言っても過言ではありません。
クロムめっき、3価クロメート・3価ユニクロなら、旭鍍金工業所にお任せください
いかがでしたでしょうか。
Google Chromeとクロムの意外な関係について面白いと思った方は、ぜひ誰かに話してみてください。
当サイトを運営する株式会社旭鍍金工業所は、大阪・八尾を拠点に、めっき・アルマイトを行っております。
美観性向上のニッケルクロムめっき、耐摩耗性・摺動性向上の硬質クロムめっき、3価クロメート・3価ユニクロ(亜鉛めっき)のほか、無電解ニッケル、ニッケルめっき、スズめっき、抗菌めっき、アルマイト、カチオン電着塗装、化成処理など様々な表面処理を短納期で対応しております。
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